2013年4月1日に農水省から「営農を継続しながらの太陽光発電設備を設置する取扱いについて」のガイドラインが公表されました。事実上、農地において営農を継続しながら太陽光発電を行うソーラーシェアリングが公に認められた事になります。これを受けてソーラーシェアリングの普及と、その適切な施工方法を全国に正しく伝える目的で「ソーラーシェアリング協会」を発足致しました。

山梨県内は全国でも日照率が一番高い地域です。
また、山梨県庁にエネルギーの地産地消を目標にとしたエネルギー局が発足し、2050年には自然エネルギーの活用によって全電力を外部から調達することなく生活できる夢のような構想を持っています。LinkIconやまなしエネルギー地産地消推進戦略



千葉県では営農型発電設備(ソーラーシェアリングと呼んでいる)の設置と農地転用許可に関する農林水産省の通知が公表されてから、初めての許可がおりました。
場所は千葉県緑区の農園で、当協会が監修を行い農業委員会との話し合いの上許可されたものです。
発電出力は24.48KWで、約700平方メートルの畑に設置するします。
営農計画はネギ、ハクサイ、里芋、ニンジン、カブ等で太陽光発電設備の下での作物の影響を協会でデータを採取します。モジュールはバックコンタクト方式の高効率パネルスリム型を272枚使用して、645.12平方メートル(占有総面積)に対して最大23%の遮光率で計算されています。隣接する畑でも同種の耕作を行い(裸地)1年間発育データを収集します。


弊社でも山梨県での第一号を計画中です。
興味のある農家の方で、営農型発電設備(ソーラーシェアリング)をやってみたい方を募集中です。